唐津市呼子町小友に伝わる小友祇園祭。その起源、現在の神幸、独自に発展した祇園祭と祇園山笠のスタイル

祇園祭奮闘記

小友祇園祭本番

いよいよ、今年の祇園も今日で終わり。
こども山笠の村廻りを合図に、山笠の前に集まった舁き手のお祓いを行い、お神酒や馳走を振舞う。

2011年 小友祇園祭本番 2011 祇園祭 お払い

担ぎ始め前 ご馳走振舞い 2011 祇園山笠 海を渡る

海のお渡りの後は八坂神社へ向かい、据え置かれた山笠の前で神主さんが詔を申し上げる。
その日のうちに飾りの人形は取り外され、暑い夏の神事は終わりをつげる。

2011 祇園山笠 八坂神社前

2011 祇園山笠 人形

<2011年 飾り人形>
【前山】加藤清正の虎退治
【後山】姉川の合戦

【こども山笠】かちかち山



| 祇園祭奮闘記 | 08:46 PM | comments (x) |

2011年 朝山

暗いうちから担ぎ始め、担ぎ終わるころはもう朝です。
2011年 朝山 2011年 朝山

担ぎ終えたらすぐ、本日の本番に備え青年が補修作業を行います。
2011年 朝山補修 2011年 朝山補修

2011年 朝山


| 祇園祭奮闘記 | 09:19 AM | comments (x) |

女性33歳本厄

毎年、厄年の方がいる家では厄払いをすると同時に特殊な奉納や振る舞いなどがあります。
例えば、女性の19歳本厄の方がいるお家では、山笠のてっぺんに掲げる吹流しを奉納したり、
女性の33歳本厄の方がいるお家では「ながだご」を奉納したり、それぞれの「厄年」で慣わしがあります。
今回はこの「ながだご」にスポットを当ててみたいと思います。

ながだご ながだご完成

「ながだご」とは上の写真のような長い団子のことで、これが訛って「ながだご」と呼ばれています。
この形状、長さにこだわる意味は、これを食べて厄を祓い太く長く生きれるようにとの願いが込められているそうです。
起源当初すでにあったものかどうかは不明ですが、当時の願いが感じられるます。

33歳本厄の方がいるお家では、写真左のながだごを家の神棚に奉納したり、写真右のながだを親戚や近所に配ったり、
山笠の担ぎ手に振舞いご馳走として振舞ったりします。下の写真が振舞いご馳走を出す準備です。

振る舞いご馳走

ちなみにこれは、朝山(担出しが午前3時)の時に振舞われるご馳走で、女性陣は夜を徹して準備や配膳をします。


| 祇園祭奮闘記 | 12:28 AM | comments (x) |

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インフォフォメーション情報
  • 次回の祇園祭開催日程平成24年8月1(水)・2(木)
  • 【町指定】重要無形民俗文化財
    指定(平成15年7月25日)
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